WordCamp Kansai 2014に参加した話 #wckansai

by codechord. 1 Comment

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2014wordcampkansai

グランフロントで実施されたWordCamp Kansai 2014ですけど、記憶に残ってるうちに忘れないようにメモポスト。
日本語いいね。隅々まで理解できるや。前回きつかったから。。。
というわけで、見たセッション順にレポート。

基調講演

WordPressのco-founderのMattの公演。
元々ミュージシャン志望で、出身高校は音楽系の学校、ビヨンセを送り出した学校でもあり、そこではサックスばっかりしていた。1時間あたり$50のレッスン料が高いので、友人のミュージシャンのwebサイトや自作マシンを作る代わりに、レッスンをしてもらったって話。
過去から、現在、近い将来のはなしへと。

Gigazineが早速記事にしてたので、詳しくはそちらをみたほうがよさそう。
http://gigazine.net/news/20140607-wordpress-matt-mullenweg-speech/

世界中にスタッフがいて、リモートワークで成り立ってる企業だけど、来年150人雇用するとのこと。
日本は大好きだけど、日本のことが一生理解できる気がしない(トイレとか特に)から、現地スタッフはどうしても居るよねって。
リモートで成り立ってるところ、どうやって信用できる人間をえらべてるのか、最近個人的にすごい気になってて、人事まわり結構興味があったんだけど、いっぱい並んでて聞けなかった。

スターターテーマ _s の Contributor になった話

wordpressのスターターテーマ、_s(アンダースコアズ)について。
underscore.jsのことかと思ったら全然ちがった。
wordpress運営会社のAutomattic社による開発のOSSテーマ。よさげ。

WordPressサイト制作におけるデプロイメントを考える 〜Gitとデプロイサービスの活用〜

リポジトリ管理下に置くファイルをどうする?
・/wp-content/themes/マイテーマ
・/wp-content/plugins/マイプラグイン
あとは、wordpress用のgitignoreを参照しよう
https://github.com/github/gitignore/blob/master/WordPress.gitignore

デプロイするための下準備。

実際問d内、以下、注意が必要。

  1. リポジトリで管理する/しない
  2. デプロイする/しない

configファイルの有/無でデプロイ先を自動的に変更するなど。

[具体的なデプロイ例]

BuddyPressなどはデプロイツール利用前提で開発がすすめられている。(?うろ覚え)

個人的な雑感
結構つめ込まれたスピーチだったのでメモしきれなかったので、スライドが公開されるのを期待。
個人的に、Gitでの開発スタイルにどんどん変えていこうと思っていたので、丁度よかったセッションだった。

世界の最前線!VagrantやWP-CLIなどで開発環境をパワーアップ!

モダンな開発環境を整えようって感じのセッション。

情報収集源:wordpress gear
githubベースのwordpressツール紹介コミュニティ

紹介されたツール群

●vagrant
MAMP/XAMPPだと、チーム間でOS/phpなどが違うケースがある。またステージング/本番デモ同様。
Vagrant+chefで本番と同様のテスト環境を構築することができる。(設定ファイル作るのは大変)
また気軽に捨てれる。

  • VVV(コア用)
  • VCCW(一般サイト、プラグイン、テーマ開発用)

●WP-CLI
http://wp-cli.org/

コマンドラインで利用することで、GUIを利用する必要がなくなり、本体インストールからプラグインのインストール、有効化まで、数行で完了。バックアップもCUIから行える。

●SASS
●GRUNT
この辺は参考サイトいっぱいあるので省略。

これらのほとんどは、設定ファイルを用意する必要があり、それらを作ることは専門知識が必要となってくる。
チームで出来る人が一人いればその人にやってもらうのが一番いい、デザイナーまで黒い画面を意識する必要はないですよ。(=チームでできる人がいなければ自分でやりましょう。ですよね)

個人的な雑感

  • Vagrant利用については否定する所はないけど、HDDの容量をすごく食ってしまい、複数のプロジェクトでの利用が難しいのが難点。
  • WordPressでもCLI使えるということを知らなかったので、すごく参考になったセッション。

WordPressをMVCフレームワークとして使用する

次のDockerのセッションもあり、立ち見席が出るほどの盛況ぶりだった。

MVCとして開発するメリット

  • viewとロジックを別けることで、テーマがどのように編集されようが、開発側の影響は受けずに済む。
  • テストを行いやすい。

紹介されたツール4つ。

セッションの詳細は、登壇者Jeffさんによるセッションについてのブログ記事を参照したほうがいいかもしれない。
http://codebyjeff.com/blog/2014/06/wordcamp-kansai-2014-presentation-notes

個人的な雑感

  • 無理やりMVCとしての利用している感じがしなくもない。
    それほどの事をするのであれば最初からフレームワークを使うべきではないだろうか?という点に尽きる。
  • フレームワークベースのCMS/ブログシステムはよく見かける、逆のアプローチは新鮮だと思った。
  • 実際に試してみて、メリットを再考してみようかな。

DockerでImmutable InfrastructureなWordPressを考える

Dockerのメモ

  • Dockerは、軽量コンテナ。vagrantやVPS上でうごかせる。簡易開発環境。
  • gitのように差分が保存される。
  • データ永続かはしない。(することもできるが。)

というわけで、Dockerについての基礎知識がついた。
必要な時にさっと作って、不要になったら削除する、使い捨て開発環境のようなものということだけど、
コンテンツ開発者には、VPSやVagrantで充分なんじゃないかな。
インフラ屋しか導入するメリットがつかめない。
メインストリームになるような感じではあるので、
これも近いうち検証してみよう。

WordPressのプラグイン、テーマ開発のビジネスモデル研究

  • 無料テーマ・プラグイン
    →寄付・サポート・広告
  • 有料テーマ・プラグイン
    →サポート・カスタマイズ
  • フリーミアム
  • SaaS
  • カスタマイズ

収益化例

  • マニュアルを有料化。
  • 継続課金で有料会員のみ無限DL許可

具体的なサイト例

テーマフォレストで$1,000,000売る人もいる。
失敗するサイトの原因の大半は、利用者、販売者を確保できなかったこと。
プラグインは売りにくいが、テーマ販売はまだまだ需要があるのでは。

ライセンスについて

WordPress Comunityに関わるのであれば100%GPL。そうでなければ、部分的にGPLからセパレートさせることができる。

・・・GPLライセンスについては難しい、あまりわかる気がしない。。。

総評

今回のWordpress以外にも興味のあるセッションが多かった。
Vagrantとか以前とくらべて結構充実してきた感じなので、そろそろ実務で使っていけそうにおもった。
それにしても宿題がいっぱい増えた。
スライドが公開されて行ったらリンクをはろうかな。
懇親会当日受付してるってしらなかった。行けばよかった。。。

以上。久しぶりの投稿。。。


One Response to WordCamp Kansai 2014に参加した話 #wckansai

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA